国立科学博物館「特別展・花」に行ってきました!
東京・上野の国立科学博物館で開催(2007年3月24日~6月17日)の、「特別展・花」に行ってきました。
目玉は、「青いバラ」「青いカーネーション」「ヒマラヤの青いケシ」・・・と、青づくしの感があります。
今までありそうでなかった、生物学的・文化的観点から、総合的に構成された「花」の展覧会ということで、足を運んでみました。
最寄り駅は、上野駅。「公園口」から徒歩5分くらいです。

緑に囲まれた、国立博物館。煉瓦造りの重厚な建物。

平日の昼間でしたが、修学旅行生や中~荘年女性のグループなどなど、結構人出はありました。他にも美術館や博物館、動物園など、いろいろな施設が隣接しているエリアですので、納得です。
館内は、けっこう撮影が許可されていました。

展示は、「第1章・花の誕生とその歴史」「第2章・花と人とのかかわり」という大きく2つのテーマに分かれています。
生物学的観点が第1章、文化的観点が第2章の展示・・・という感じでしょうか。

花のしくみを解説した模型。サクラの花の断面です。
そして、花の進化の過程がわかる化石・標本なども展示されていました。

花の色の仕組みについて解説するパネル。
自然界の花は、黄色が一番多いのだそうな! 次いで白、赤の順。
色見本となっていた花は、白がキク、赤がカーネーション、黄色がオンシジウム、青がデルフィニウム、黒がチョコレートコスモスでした。
「香り体験」が出来るコーナーも、いくつか設置されています。
下部のプラケースの引き戸を上にあげると・・・くんくんと嗅げるようになっています。

このほかにも、クチナシ・フジ・スイカズラ・カスミソウ・バラなどの「香り体験」ができました。
そうそう、入場口にも「ジャスミン」の香り体験器が設置してありました。
「ジャスミンの香りでお出迎え」です。


珍しい花の展示も。これは世界一大きな花「ラフレシア」。
プラスチックの中に固定された標本にて展示されていました。
そのほか、世界一大きな花序をもつ「スマトラオオコンニャク」の模型もありました。
ラフレシアもオオコンニャクも、ハエによって受粉がなされるとのこと。ゆえに、かなりの異臭がするそうです~・・・なんででしょうね。
そして、「ヒマラヤの青いケシ」にご対面!
管理人は、以前「東京都薬用植物園」でも見ていたのですが、そちらとも少し感じがちがってました。少し紫が入っています。
微妙な色合いで、造花みたいです。

一番出現の仕組みが複雑なのが、青い色素なんだそうです。
青色出現のしくみが解明されたのは、ツユクサ・アジサイ・ヤグルマギクだけなんですって。
そんな神秘性が、青い花に対するあこがれをかきたてるのでしょうか。
そんでもって「青いバラ」。実物は撮影禁止でした~・・・。

10本ほどが花瓶に生けられて、ガラスケースの中に鎮座。
著作権は、もちろん「サントリー」でございますよ。
印象は・・・・「思ったよりジミ^^;」。身も蓋もなくてスンマセン。
ライティングのせい、もしくは花の活きの問題なのかもしれなかったのですが、くすんだ色味に見えてしまいました。でも、シックで大人っぽい、ちょっとモーブな青紫色でした。
是非とも自然光の下で見てみたいものです。
さらに奥へ進んで「青いカーネーション・ムーンダスト」。

こちらは、もう市場に出回っていますね。出口の売店コーナーで、1本400円で販売されています。(結構なお値段ですね~)
これもサントリー作の青花。ペチュニアの色素を定着させたのだそうです。
個人的には、ネーミングに一考の余地があったかな・・・という印象。
「ムーン」と冠するには・・・月のイメージの青は、もっと青白さが欲しいなぁ。
印象は赤紫なので、そうですねぇ。「パープルドリーム」とか?
販売戦略的に名前に「青」をどうしても入れたかったのかしら? だったら・・・「ブルー・シャドー」とか、いかがでしょうか。・・・・って、もう名前決まってるし。余計なお世話。
そのほか、季節の園芸種の花の展示が。
トルコキキョウとペチュニア。どちらも日本での改良が世界をリードしている花卉なのだそうです。


後半は、万葉集・源氏物語・枕草子に登場する花々の一覧や、平安~江戸時代に至るまでの、文化と花との関わりについての資料や、生け花・フラワーアレンジメント作品などが展示されていました。
そして別室では、生誕300年の植物学者・リンネの業績展。
花の不思議や、人間との関わりを、包括的に見ることが出来る展示です。
会期は2007年6月17日(日)まで。
最後は西郷さんで、シメ! 決まったでごわす。

~~ 最新情報は ~~
展示の花の花言葉は・・・